皆さんはお酒が好きですか?ちなみに僕は大好きです!
しかし、そんな美味しいお酒ですが、筋トレをしている人にとっては付き合っていくうえで意外と難しい存在になります。
ここでは、筋トレ後の飲酒による身体への影響や筋肉とアルコールの関係について解説していきます。
筋トレ後にお酒は飲んで平気?
結論から言うと、筋トレ後のお酒はNGです。
筋トレ後は疲労もたっぷり溜っているので、湯船に浸かってから風呂上がりのビールなんて想像しただけでも飲みたくなってしまいます。
しかし、そんな飲酒が筋トレ後の筋肉に悪影響を及ぼすのです。
では、一体お酒が筋肉に与える影響はどんなものなのか詳しく解説します。
お酒が筋肉に与える悪影響
お酒が筋肉に与える悪影響は主に以下の5つです。
- 筋肉を分解してしまう
- 筋肉の合成を妨げてしまう
- 脱水症状を引き起こす
- 脂肪がつきやすくなる
- 睡眠の質を下げる
①筋肉を分解してしまう
アルコールを摂取すると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
このコルチゾールには、人間のエネルギーとなる糖を生成する作用が高まり、糖を得るために筋肉の分解を促進させてしまいます。

今まで頑張って鍛えてきた筋肉が減るのは辛い????
②筋肉の合成を妨げる
筋トレ後の食事は筋肉にとって非常に重要です。
しかしお酒を飲むと、タンパク質などの栄養摂取によって筋肉の合成を促す神経伝達回路の活動が低下してしまい、筋肉の合成が邪魔されてしまいます。

その日の筋トレが無駄になってしまうなんてもったいない!
③脱水症状を引き起こす
実は、筋肉の7割以上が水分で出来ています。
アルコールには利尿作用を促進させる効果があるため、体内の水分が必要以上に失われて筋肉が分解してしまいます。
また、二日酔いなどで食事もままならない状況になると、筋肉が一気に分解されてしまうので注意が必要です。
④脂肪が付きやすくなる
お酒には糖質が多く含まれており、使われない糖質は脂質に変換されて体内に貯蔵されるため脂肪が付きやすくなります。
また、アルコールは満腹中枢を麻痺させるためカロリーの高い揚げ物などを過度に摂取してしまう可能性があります。
⑤睡眠の質が下がる
「アルコールは寝つきが良くなる」というイメージがあるかもしれませんが、それは初期のころだけで身体が慣れてくると眠りが浅くなり、睡眠の質を下げます。
筋肉を育てる成長ホルモンは睡眠時に分泌されます。睡眠不足が続くとコルチゾールが増加するため、筋肉の分解を促進してしまいます。
飲酒する時の注意点
- 飲みすぎない
- 水分を多くとる
- 糖質が少ないお酒を選ぶ
①飲みすぎない
お酒を飲むときは飲み過ぎないように注意しましょう。
あくまで目安ですがビールや日本酒などの糖質が高いものは1杯までとし、アルコール度数の高いお酒はな基本的に避けるようにしましょう。
・グルタミンなどのサプリを飲酒の前後に飲むと、筋肉の分解を防げるのでおすすめです。
↓【こちらの記事でグルタミンの効果についても解説しています】↓
②水分を多くとる
お酒を飲んでいる時は意識的に水やお茶を摂るよう心がけましょう。
思い出したときに一気に飲んでも、身体に吸収されず排泄されてしまいますので、こまめに飲むようにしましょう。
③糖質が少ないお酒を選ぶ
お酒の好みはあると思いますが、なるべく糖質が少なく脂肪が付きにくいお酒を飲むように心がけましょう。
ハイボールやウーロンハイなどの焼酎割りはお酒の中でも糖質が少なく、逆にビールや日本酒、梅酒などは糖質が多いので注意が必要です。
④つまみや料理を食べ過ぎない
ついお酒があると食が進みがちですが、高カロリーな揚げ物などは控え、料理も腹八分目で抑えるように意識しましょう。
お酒を飲む日は筋トレをしないのがベスト
お酒を飲む予定がある日や、どうしてもお酒が飲みたい日は筋トレをしないことをおすすめします。
お酒を我慢することの方がストレスに感じるのであれば、無理は身体に良くありません。
なるべく飲まないことがベストですが、中々難しい人はオンオフをしっかりと切り替えましょう。


僕もお酒を飲む日は割り切って筋トレを控えるようにしています!
お酒と上手に付き合って筋トレをしよう
お酒は筋肉の分解を促進したり、筋肉の合成を妨げるなど、トレーニングをする人にとってはデメリットばかりです。
お酒が好きな人は、お酒と上手に付き合ってメリハリを付けて筋トレに励んでいきましょう。


酒飲むくらいならプロテインを飲め!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
コメント